2020年06月14日

ラジコン魚雷艇を作ろう その1

もう随分放置状態だったこのブログですが、久しぶりにラジコン魚雷艇を製作中なので、その過程を紹介したいと思います。
とはいっても下手くそモデラーなので出来の悪さには目をつぶってくださいw

モデルはタミヤの1/72ボスパーです。もう40年も前、高校生の頃ボスパーを作ったことがあります。モーターライズさせたのですが、ラジコンではないので、ちょっと遊んだだけで棚の飾りになりましたw
s20200614163300_IMG_0128.jpg
モデル自体は作りやすかった記憶があったのですが、最近のモデルはディスプレイ専用モデルしかないみたいで、モーターライズするにはちょっと面倒なことがわかりました。というのはスクリューシャフトからの漏水を防ぐためにグリスを詰めるボックスがディスプレイ専用モデルにはなく、船体に穴を開けて、パテなどでシャフト周りを充填する必要があるからです。ベテランモデラーの方はディスプレイ専用モデルをラジコン化しているようですが、私は船体に穴を開ける自信がなかったので、わざわざ秋葉原の中古プラモ屋巡りをしてモーターライズできる昔のモデルをゲットしてきました。
とりあえずラジコン部分までは出来ました。こんな感じです。
製作にあたっては、ねたさんのブログ「つるぎ海軍工廠日記」を参考にさせていただきました。
s20200614163023_IMG_0124.jpg s20200614163048_IMG_0126.jpg
舵を前にスクリューを後ろに配置しました。舵は「モデルショップ キャプテン」で販売しているラジコンボート用のパーツです。もともとついている舵は小さくてリンケージも難しいので使いません。
実は最初に組んだラジコン用のアンプが大きかったことや、リンケージの組み方が悪く、舵角が大きく取れなかったこともあり、私のラジコンの先生にだいぶ手直しをしていただきました。
スクリューと舵の部分を防水処理して、お風呂テストしたのがこちら。
わりと小回り効きそうで、狭いバスタブの中でもくるっと旋回できました。次回アクアモデラーズのミーティングまでには仕上げて、プールで走行させたいと思っています。
posted by みきぱぱ at 18:25| 神奈川 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月14日

No boat no life

ここ数年はツイッターばっかりで約2年ぶりの更新です・・・(しばらく見ないうちにブログの仕様が変わってるorz)

さて今日はヤマハマリーナ沼津でボート操縦の体験をしてきました。小型船舶の免許をとって30年、ボートの操縦は人任せでまったく操縦していなかったペーパー船長ですが、ボートを操縦させてくれるということで申し込みました。
最近はレンタルとかインストラクター同乗の操船講座とかもあるようで、私のようにボート買えないけど楽しみたい人向けに色々なサービスが有るようです。

乗船したボートはヤマハAS-21というタイプのボートでした。小さいボートですが4ストローク115馬力の船外機をつけているので意外とパワフル!、しかも結構小回りも効くので、ウェイクボードや水上スキーなどもできるらしいです。2ストロークの船外機しか知らなかった私はすでに時代遅れだったという・・・。ちょっと驚いたのは操縦席の前に小さな洋式トイレがコンパクト収納されています、これならしょっちゅうお腹を壊す私も安心かなw

IMG_20190414_120019_1.jpg IMG_20190414_121137.jpg
写真左はマリーナのショップ、右はマリーナから見た沼津の海

30分位でしたがボートを操縦してみました、昔免許の実技で使ったボートは視界が狭く、操縦も結構難しかった記憶があるのですが、このボートは視界が広く、操縦も慣れれば楽でした。着岸までやらせてもらいましたが、インストラクターの指導のおかげでボートに傷つけることなく着岸できましたよw

IMG_20190414_125803.jpg
操縦席はこんな感じ、魚群探知機やGPS(カーナビのようなもの)がついています。前後進とスロットル兼用のレバーは右手で操作するようになってます。

小一時間の体験でしたが楽しかったなあ。あと数年後に仕事をリタイヤしたらボート遊びもやってみたくなりました。

おまけ
ちょっとびっくりだったのは、ここのマリーナにブルーコーナーという各地の水族館に珍しい魚を届けている会社が入っていたことです。
マリーナの入口入ってすぐのケースには深海魚の剥製が陳列されていました。
IMG_20190414_115811.jpg IMG_20190414_115823_1.jpg
posted by みきぱぱ at 19:43| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月17日

海没潜水艦の調査で思うこと

静岡新聞でこんな連載していたんですね。時節柄感傷的な記事な内容で、正直うんざりしています。
旧日本海軍の軍艦は多数作られましたが現存するものはありません。(三笠は英国製)
民間の有志団体が海没潜水艦の調査を近々行いますが、引き上げて保存まではなかなか難しいのではないかと思います。全体とまではいかなくても、一部だけでも引き上げて、当時の技術者が何をしてきたかを歴史に残すことは大変意義のあることです。
清水の三保は日本でも有数の造船所があったところでした。沼津市は日本初の洋式帆船を作った地でもあり、戦争中は音響技術の研究なども行われていました。
でもそういう歴史よりも、ちびまる子ちゃんやラブライブのようなアニメが集客あるんだよなあ。海事博物館としては民営のフェルケール博物館、市営の戸田造船郷土史料博物館がありますが、小規模なのが残念です。
今も昔も海運や水産業が日本にとってどれだけ大事か、それが先人たちの歴史の積み重ねであったことを小さき声でも訴えていなかければいけないと思います。

かくて果つ(1)桜で送った伊58 撃沈の悼み、敵味方なく
posted by みきぱぱ at 20:04| 神奈川 ☁| Comment(0) | 艦船よもやま話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月06日

Maker Faire Tokyo 2017

昨日はすっかり夏の恒例イベントとなった Maker Faire Tokyo 2017 に行ってきました。
3年続けて展示しているNPO日本水中ロボネットのブースはこんな感じ。
s20170805_133054.jpg s20170805_133102.jpg
s20170805_133108.jpg
慶応大学の山縣さんと社会人の茂木さんが中心となって、自作水中ロボットの展示と体験操縦を行っていました。手伝ってくれるみなさんもお疲れ様でした。イベントは今日までですが、多くの人たちとの交流ができるといいですね。

また海洋楽研究所林先生と一緒に活動していた方たちも自作の海洋生物ロボットを展示してました。(Makeは初展示だったのかな?)
FISH ROBOT LAB
子どもたちが自分で作って遊べる水物おもちゃもあり、林先生とは少し方向性が違うようですが、このアイデアもいいなと思いました。
s20170805_141323.jpg

東工大附高システムデザイン・ロボット分野 水中RW開発チーム の展示は「リアクションホイールを用いた機体内蔵型姿勢制御モジュール開発」
この機体で今度の水中ロボコンに出場するのかな?いい成績が残せるといいですね。まず水密を完璧にしましょう。水中ロボットはそれ大事って一番言われているから。
s20170805_133040.jpg

水中ロボットの他にも面白いガジェットがたくさん展示されていたMaker Faire Tokyo 2017でした。
posted by みきぱぱ at 10:54| 神奈川 ☔| Comment(0) | 水中ロボット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月15日

The Spy Who Loved Me 〜Lotus Esprit をRC化してみた〜

007に登場するボンド・カーで一番お気に入りのモデルはと言われれば,即答でこれです。

Lotus Esprit S1 sports
s20170715_192530.jpg
ディスプレイモデルでもいいのですが,やっぱり動かしたい,できれば潜水させたいと思い,フジミ模型から発売されている1/24モデルをRC化してみることにしました。
続きを読む
posted by みきぱぱ at 20:11| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ラジコン潜水艦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月29日

「昭和基地開設60周年記念 南極まつり」行ってきた

今日は立川にある国立極地研究所のイベントに行ってきました。研究所内全てが見れるのかと思ったら、ホールでの展示と南極・北極科学館の常設展示だけだったので、ちょっと期待はずれでしたが、初めて見るものも多くそれなりに楽しめました。
s20170129_102012.jpg

s20170129_104657.jpgs20170129_104734.jpg
この超クールなスノーモビルは国産ではなく、カナダのボンバルディア製だそうです(エンジンはオーストリア製)。川崎どうしたとつぶやく私。

s20170129_105558.jpgs20170129_111058.jpg
1968年(昭和43年)に南極点まで往復5,200kmを走破した雪上車とその内部、ちなみにこれはコマツ製。
続きを読む
posted by みきぱぱ at 17:23| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月28日

ラジコン潜水艦を作ろう その3

我が工廠で戦艦大和より遅いペースで建造中のRC潜水艦ですが、ようやく内部メカの取り付けも終わり、舵のリンケージまでできました。

20170119_171850.jpg
内部の様子ですが、受信機、アンプ、サーボモータ、マグネットスイッチ、ニッケル水素バッテリーとかなり窮屈に詰め込んであります。これらのメカを取り付けているプラ板は強度が心配なので両サイドにH字プラ棒のステーを取り付けました。
マグネットスイッチでON、OFFするようにしたのですが、この塩ビ管の肉厚だと小さなネオジム磁石の磁力では足りないようで、考えた末、リンケージの真鍮棒を通してあるゴムの蛇腹内に収めることにしました。(スイッチのリード線は真鍮棒の前後動くらいで擦れて切れることはないだろう)

実際に動かしてみると、こんな感じ。

プロペラのパワーは充分かなという印象ですが、上下左右の舵の動きが均等でないし、舵角も不十分な気がします。この辺は改良の余地ありですが、近いうちに長期出張の予定なので、戻ってきてからになりますねー。

あと主な作業は外殻とアクセサリー(潜望鏡とか)を取り付け、塗装をするくらいなんですが、この外殻も曲者で、上下がうまく噛み合わないということに気が付きました。orz

ここまで組み立ててきたのですが、塩ビパイプをうまく使えば自作RC潜水艦もそう難しくなさそうな気がします。3Dプリンタが使えれば外殻だってもっと精度の良いものが作れるのではないでしょうか。まあでも無謀なチャレンジと思いつつも、水中メカの構造を知る上で貴重な経験値稼ぎとなりました、今後この艦は我が工廠の1番艦として各種試験(ギミックとか)を行っていくための運用を考えています。またこれを作っている過程で2番艦、3番艦の構想も出てきました。老眼がきつくなってきました(笑)が、まだまだ作っていきたいな。
posted by みきぱぱ at 17:47| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ラジコン潜水艦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月02日

ラジコン潜水艦を作ろう その2

前回の記事から半年、購入してから実に3年以上という超スローペースでも我が工廠でラジコン潜水艦の建造は続けられていたのです。実は耐圧容器の製作途中で水漏れがどうにも止まらず、組み立て手順も間違えてしまったので、ロベの耐圧容器は諦め、新規に塩ビパイプを使って作り直しとなったのでした。(^^;
運良く船体の中にVP75の塩ビパイプがきっちり収まる事がわかり、設計図を参考にしながら耐圧容器を組み上げ、
水密試験までこぎつけました。

s20170102_103328.jpg
こんな感じでモータまで取り付けました

緊張の一瞬
s20170102_093712.jpg
気泡が出ないことを確認し、無事成功!

これだったら最初から塩ビパイプで作ればよかったかなあ、以前ある方が「この(キットは)船体だけ使って中身(耐圧容器)は捨てるもの」と言ってましたが、まさにその通りになりましたw
まあここまで来たので、あとはメカ部の取り付けと船体の組み立てを進めていく予定です。
さていつになったらできるでしょうか(ヲイ)
posted by みきぱぱ at 10:51| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ラジコン潜水艦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月13日

ゴジラ NEXT GENERATION (仮題)

話題のシン・ゴジラ見てきました。
庵野監督,樋口監督の才能が存分に発揮された面白い映画でした。
久々に日本映画の本気を見た気がします。

面白かったので,このまま終わるのはもったいない!
ということで勝手に次回作のプロットをいくつか考えてみました。
(両監督の才能にはとても及ばないのですがw)


@某海洋研究所の研究員が海洋廃棄物など(廃油,核物質,鉱物,プラスチィック,メタン)を体内に取り込み分解する細菌群を発見,DNA解析によりそのメカニズムを解明することに成功。
Aかねてより海洋汚染に警鐘を鳴らしていた研究者はこのDNAメカニズムを大型の海洋生物に取り込ませ,廃棄物を処理させようと目論む。少数の生物だけでは焼け石に水なので,火山島のマグマエネルギーを使い,カンブリア紀のバージェスモンスターのように多様な生物を大量に作り出すことに成功する。
しかし,生物群の襲撃を受けて研究者は死亡,データは失われてしまう。
カンブリア紀の(生物)大爆発


@火山島付近で操業中の漁船から特異な生物の目撃情報が相次ぐとともに,航行中の原潜が消息を絶つという事件が発生。
A海上保安庁が巡視船を出動させ火山島の調査に赴く。海中ロボットの権威である,碇ゲンドウ似(本人談)の教授が水中ロボットで海中を東京湾方面へ移動する巨大生命体とそれに従う小型の生命体を発見するが,水中ロボットは即破壊され見失ってしまう。


@先のゴジラ迎撃経験を活かし,脅威の生命体に対処するための特別チームが編成される。
奇跡的に捕獲された小型の生命体から,DNA解析を行い,細胞の増殖を抑制させるバクテリオ・ファージを作り出すことに成功し,小型生物の駆除が行われることになった。別チームの研究で,もともとこれらの生命体の細胞は3倍体の染色体で作られていたので,生殖機能は持たないが,捕食する上位生物がいないため,寿命が尽きると死滅することがわかる。
A一方巨大生命体の解析結果から,この生命体は鋼鉄のウロコに覆われて,放射能とメタンをを生体エネルギーとして利用していることが判明。ウロコは砲撃やミサイル攻撃の度に剥がれ落ちるがすぐ再生し,なおかつ再生するごとに厚いウロコになっていった。
B巨大生命体は生体活動に必要なエネルギーと養分を求めて東京に上陸した。
鉄のウロコを持つスケーリーフット


@日米両軍による空陸攻撃はことごとく失敗。
A特別チームによる攻撃プランに託されることになった。
(プランは略)
B巨大生命体は抹殺されたが,人類への警鐘として長く記憶される事件となった。

最後はお約束のベタな展開になったですが,仕事引退したらSF小説も描いてみたいですね。
posted by みきぱぱ at 19:41| 神奈川 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月19日

ラジコン潜水艦を作ろう その1

2年位前に購入したラジコン潜水艦(ロベ社製 ドイツ)少しずつですが進捗しています。今までは工具を揃えたり,部品の切り出しやってたのですが,ようやく組立工程に入りました。
アクアモデラーの諸先輩方から「まだやってたのかよ」と言われてしまいましたが,何分製作は初めてなので,機構を理解しながらボチボチやっていきます。出来はよろしくないですが,このモデルの参考になるサイトもあまり無いようなので,自分メモとして残していこうと思ってます。次の根岸ミーティングまでには進水までこぎつけたいところ。
s20160519_200948.jpg s20160519_185825.jpg
図面は原寸大なので,パーツの配置とかは参考になるけれど,実はこの通りに作る人はほぼいないらしい(苦笑)。マニュアル(パーツリスト込)が英文と独文は仕方ないとしても,ドイツ製とは思えない耐圧容器の構造には頭抱えこんじゃいましたよ。

製作中の耐圧容器内の基盤(写真左が上,右がした)
s20160519_185742.jpg s20160519_185723.jpg

耐圧容器の蓋と基盤を止める大事な部分。図面では3mmボルト使用とあるが,3mmでは弱いという先輩のアドバイスで4mmに変更。基盤にナットを埋め込む(写真赤丸部分)のも図面にはなく,先輩のアドバイスから。日本製の耐圧容器(WTC)の良さを改めて再確認した次第(苦笑)。
s20160519_185731.jpg
次回続く?
ラベル:robbe sea-wolf
posted by みきぱぱ at 21:09| 神奈川 | Comment(5) | TrackBack(0) | ラジコン潜水艦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事を気に入っていただけたなら、下のバナー↓をクリックしてください。m○m にほんブログ村 その他趣味ブログへ にほんブログ村 その他趣味ブログ 模型・ラジコンへ にほんブログ村 その他趣味ブログ 船・船舶へ