2015年03月05日

フッ、随分待たせたようだな……。大和型戦艦二番艦、武蔵。参る!

一部リンクがおかしかった個所があったので修正しました。ごめんなさい。赤太文字をクリックすると参照先のリンクに飛びます。

追記:ナショナルジオグラフィックに今回の発見に関する記事が掲載されていました。
調査内容が詳細に書かれています・
大富豪はどうやって戦艦「武蔵」を発見したか

先日マイクロソフトの共同経営者、P・アレンのチームがフィリピンのシブヤン海に眠る戦艦武蔵を発見したと発表がありました。

ポール G. アレン氏が第二次世界大戦の戦艦「武蔵」を発見

ネット住民の間では、画像や動画からどの場所が撮影されたかとか、アレン氏の豪華ヨット(帆のあるボートとはだいぶイメージが違います)に興味が集中しているようですが、ここではどのようにして発見したかについて書いてみたいと思います。
といってもまだ情報は少ないし、英語の語学力はさっぱりなので、推測混じりであるということをご了承ください。

英文リリースの抄訳版を読むと、まず文献調査から始まり、武蔵の沈没地点と思われる海域の海底マップを作成したようです。探査する海域は広大なので、まず海底を調べ、沈没船らしき凹凸が存在すると思われる海域を絞り込みます。チームが調査を開始してから武蔵を発見するまでに8年かかったそうですから、7年位は海域を絞り込む作業をしていたのでしょう。

海域を絞り込んだあと、その起伏が本当に沈没船なのか確認するために、AUVと呼ばれる自立型水中ロボットで海底上を探査します。調査に使われたのは「BlueFin-12」とのこと。

「BlueFin-12」による海底探査


AUVはいったん母船を離れると探査終了して戻るまで、全部自動で航行し記録を取ります。もちろん自分の位置もしっかり記録していますので、どこに何があったかはオペレーターがあとで解析すればわかります。
「BlueFin-12」もスチルカメラを搭載できるのですが、AUVに武蔵と岩の区別はできません。AUVが持ち帰った超音波による反応が武蔵であることを確認するために、目視による画像撮影ができる遠隔操縦式の水中ロボット(ROV)の出番になります。

チームが使ったROV(多分これ^^;)
このROVはチームが英戦艦フッドを発見した時のものだそうで、武蔵の時にも使っていたかどうかはわかりません。でも構造やシステムは同じでしょう。

彼らには武蔵の沈没状況がわかるようなマップを作って欲しいと思いますし、おそらく今はその作業をしているのではないでしょうか。

ナショナルジオグラフィックとバラードのチームが調査した映像を元に作成した「ヨークタウン」の全体図

深海はとても暗いので、巨艦だとその一部しかカメラに収めることができません、したがってたくさんの画像を撮影し、あとでモザイクのように貼りあわせて全体像を作るという、気の遠くなるような作業が待ってます。といっても最近は優れた画像ソフトがあるようなので、だいぶ楽になってるかもしれません。

今後新しい情報がリリースされたらまた記事にしたいと思います。

おまけ
某ソシャゲの住民たちがこのニュースで武蔵建造祭りをしていると聞き、私もこの波にのるべく挑戦してみましたよ。(でも結果はお察しください orz)



posted by みきぱぱ at 18:26| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 海洋調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事を気に入っていただけたなら、下のバナー↓をクリックしてください。m○m にほんブログ村 その他趣味ブログへ にほんブログ村 その他趣味ブログ 模型・ラジコンへ にほんブログ村 その他趣味ブログ 船・船舶へ